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Gが他のブローカーを探して意見を聞くと、たしかに1パーセントで借りられるといい、CWのモーゲージに借り換える手続きをしてくれた。
手数料は合計2万ドルであった。
Gはブローカーを信用していたが、手続きが終わった後に、金利がすぐに上がって、9.95パーセントにもなることに気づいた。
CWに抗議すると、同社の損失軽減部門が別のローンに組み替えると提案した。
このローンはインタレスト・オンリーといい、当初は利子だけを支払う仕組みになっているが、金利はさらに高く、元本が増え続けるので、毎月の返済額がやがて所得の何倍にもなる。
Gは年金だけを頼りに生活しており、いまでは自宅を失うのではないかと恐れている。
信用力が低かったからこのようになったのではない。
モーゲージ審査で通常使われる信用スコア(FICOスコア)が800であり、信用力の高さで、全米で上から13パーセントに入っているのだ。
どのように解釈しても、CWにむしりとられたとしかいえない。
Gが住んでいる地域の法律サービス団体のファイルには、同様のケースがたくさんある。
そして、とくに問題の多い貸し手は、CW、ニュー・センチュリー(最近、経営が破綻している)、フレモント・ゼネラルなど、全米規模の大手である。
貧困層だけの問題ではない。
サブプライム・モーゲージの借り手のうち、豊かな層の比率は悲観的にみる理由は十分にある。
2005年と2006年には、サブプライムとそれに近いモーゲージ・ローンが合計して約3500億ドル貸し出きれており、今後2年ほどの間に、これらローンの金利が当初の優遇金利から大幅に上昇する。
延滞率が急速に上昇してきており、最近に貸し出されたローンは質がきわめて低いので、今後さらに上昇するはずである。
差し押さえと空き家が増えると、低所得者層の多い地域に極端な打撃になりうる。
調査結果をみると、半径何マイルもの地域で住宅価格が下がることが分かる。
モーゲージ業界でかつて、急成長の花形だった貸し手の問に倒産が広まっており、それに伴って法律上の複雑な問題が生まれている。
驚くほど高い。
バブルで高くなった住宅や2軒目の住宅を無理をして買い、景気が悪くなればローンを返済できなくなる人が多い。
代理人問題がこれほど明確になった例はかってなかった。
借り手が満期まで返済を続けられなくても、ローンを貸し出す側が損失をこうむらないのであれば、手数料の獲得競争によって、ローンの品質が平均して低下していかざるをえない。
2007年末には、業界は崩壊の淵にある。
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